2008-01-01から1年間の記事一覧

間もなく除夜の鐘です。

水曜日 晴れ。 当地の年末は例年になく、暖かく、穏やかな快晴の日が続いた。冬を忘れるようでもあった。除夜の鐘まであと1時間、人並みに年越し蕎麦も用意し、第九も聴いた。個人的にはめでたく年を送ることが出来たと言えそうだ。 だが、この年末は、日本…

鎌倉へ。

土曜日 晴れ。今日の朝日川柳 先読めず、心も読めず、字も読めず。 誰のことかな?今日は空も澄み渡っていて気持がいいので、午後から買い物がてら鎌倉へ。世の中、今日から年末の休暇に入った筈だが、鎌倉の人出は左程でもなし。八幡宮にはまだ「迎春」の看…

クリスマス?

木曜日 晴れ。 換気扇を洗った。これも年末の行事。油汚れでベトベト。多少サッパリしたと思うが自己満足か? 午後はデーメルのザッハトルテと紅茶で2人だけのクリスマス。アウガルテンのカップを使ってウイーン気分。これもまた良し。但しサンタクロースは…

月曜日 晴れ。 午後から街まで買い物に。街は人出も少なく年の暮れの慌しさなし。会社人間の頃は、今頃は「忘年会」の書入れだったが不景気なのか、それとも「忘年会」が暮れの風物詩ではなくなったのか?ツレアイとビアレストランで夕食をしたが、この店も3…

今年の3冊 そして ドボルザーク V協

日曜日 晴れ。 予報では午後から雨とのことだったが終日好天、気温も高く暖房いらず。今年もあと10日を残すのみ。ツレアイが手早く年賀状を印刷してくれた。あとは宛名を書いて一口コメントをいれるだけ、助かる。 殊勝に窓磨きを半分ほど。高い所の仕事がし…

今年最後の合唱団 練習日

土曜日 晴れ。 暖かし。夜は合唱団の今年最後の練習へ。出席40人くらい、今日は女性より男性の方が多し。高齢者の集まりは、女性の方が勢力が強いのが当たり前のようだが、この合唱団は男優勢。合唱団としてはもっと女性の力が強い方がいいのだが、うまくゆ…

加藤周一死去。

金曜日 晴れ。 北の風、寒し。今年もあと10日あまり、世の中 明るさの見えないまま歳を送ることになりそうだ。 明るさが見えないどころか、世界的な規模で、長いことかかってやっと手に入れた庶民の平和な生活、ささやかな資産、社会秩序などが、ガラガラと…

吉田秀和展

木曜日 晴れ、夕方から風強し。 昼前から一人で鎌倉文学館で開催中の「吉田秀和展」へ。いつでも行けると思っているうちに開催期間はあと3日で終わり。いつもの例で駆け込み観覧となった。長谷への路は久しぶりだが、天気がよいのに人影は少なし。時間が正午…

私の勧める岩波新書 について

水曜日 朝 晴れ。のち曇り。 暖かし。 岩波書店のPR雑誌「図書」が、岩波新書70周年記念として「私の薦める岩波新書」という特集版を出した。「私」をどのような基準で選んだのか、基準が公開されていないが、学者、評論家、作家などの読書人218人に、自分の…

不況!

水曜日 晴れ。 12月にはいって暖かい日が続く。今日は朝から打ち合わせのために東京へ。サラリーマンの出勤の如し。昼食時の八重洲口食堂街の店はどこもガラガラ。場所柄、いつも空席待ちの人で一杯というのが常識だったのだが。不況なのだ!リストラで人が…

小説 日本芸譚

日曜日 快晴。明日から師走。特に実感もなし。終日ウロウロして、折角の快晴なれど外にも出ず。松本清張の「小説日本芸譚」所収の「世阿弥」を読む。(新潮文庫 1961年刊) 1957年に芸術新潮に連載されたものが文庫にまとめられたもの。 全体では世阿弥のほか…

男声合唱

土曜日 晴。 11月もあと1日で終わり。早いものだ という感じとともに、来年のこの日はあるだろうか と、妙なことも考えてしまう。年のせいか、それとも世相のせいか。ジタバタしてもあとひと月。ところで、今年の漢字は「迷走」かな? 午後から崩れるという…

杉本苑子 「華の碑文 」を読む

水曜日 晴れ。 雨天と晴天が交互にきてこの秋は落ち着かない。今日は「浜友会」なれど、師匠風邪で不調とのこと、おかげで稽古は中止。 先日の「友枝会」で「半蔀」ので作り物が橋掛かりに出ていたが、物の本、また「謡い本」には作り物は常座に出す、として…

日本語のオペラと能

月曜日 雨。 寒し。今日の雨は予報どおりだが、昨日は雲一つない快晴で夕方は富士山のシルエットもきれいだった。 夕映え? それともたそがれ? 又予報が外れるのかと思ったが残念ながら予報どおりの雨。終日蟄居、何もせず、居ながら老人を決め込む。 オペ…

ささやかな紅葉狩り

土曜日 晴れ。 今日から巷は3連休。紅葉の名所はどこも大変な人出らしい。京都など、観光バスが駐車場に入れず路上駐車をしているので、道路は大渋滞だという。不景気風も吹き飛ばすようなエネルギーではないか。 エネルギーの持ち合わせのない当方は、人出…

最後の曲 ナブッコと鳥の歌

土曜日 曇り。 久しぶりに合唱団の練習へ。来年秋に開く15周年の定期演奏会のプログラムが発表されたが、組み立てだけは堂々たるもの。果たして皆ついてゆけるかどうか?それにしても団員 特に男声の出席率がいつも90パーセントを超えているのは立派なものだ…

ベートーベン 弦楽四重奏曲13番 作品131

金曜日 晴れ。温かし。一昨日までの寒気は去ったらしい。おかげでストーブも点火せず。午前中は思い立って市の健康診断へ。受検者が多くて結果が出るまで時間がかかるらしい。もうそれを気にする必要もないだろう。人生の消費期限を過ぎているのだから。学生…

今日は鮭の日?

火曜日 曇り。 今日も寒い。12月中旬の陽気だという。今日は「鮭」の日です。わかりますか? 鮭という字を見るとサカナへんに十一、十一だからだそうです。コジツケもいいとこ。神田 神保町の古書街で「古書通信」というパンフレットを発行している人が、日…

横浜狂言堂

月曜日 曇り。 寒し、初めて灯油購入。値段は前と同じ。原油値下がりのため、気がかりだった値段は昨シーズンと変わらず。何事も「変わらず」が安定感があって一番いい。 昨9日は薄ら寒い雨模様のなか、午後は横浜能楽堂へ。 この能楽堂では今年度の企画とし…

年季の輝き

土曜日 曇り。 寒し。夕方 ストーブ点火。冬到来だ。 NHK TVで宝生流 能「井筒」放映。録画は宝生能楽堂 お客さんの姿がないので録画のための舞台だったのだろう。出演はシテ 今井泰男 ワキ 宝生 閑 アイ 野村 萬 笛 一噌仙幸 小鼓 成田達志 大鼓 柿原…

渋谷 金王八幡

水曜日渋谷の金王八幡宮へ、なんと半世紀ぶり。半世紀前は、ここらは何もない丘の上に、ただ八幡さまの境内があるだけという牧歌的なところだった。なにしろ田んぼがあったのだから。この写真からは想像も出来ないだろう。今日(2日)は七五三のお参りもチラ…

友枝会

月曜日 曇り。 文化の日、この日は「晴れ」の特異日で、予報もピカピカのお出かけ日和と報じていたが、今日は朝からドンヨリとして爽やかさなし。TVのニュースもトップに自動車教習所の倒産や、水道管工事の事故を伝え「文化の日」に相応しい明るいニュース…

歴史に残る10月が終わりました。

金曜日 曇り。 昨日の予報では、ピカピカの上天気の筈だったが、終日全く日差しなく寒し。21時の気象情報の時間に、予報官が予想が外れたことで頭を下げてお詫びをしていた。まるで食品偽装の謝罪の如し。この頃の男はTVで簡単に頭を下げすぎるのではない…

正宗白鳥「作家論」を読む

火曜日 晴れ。 終日 快晴。空気も乾いて爽やかなり。秋晴れだ。青空に誘われ、用事があるわけではないが街まで散歩に。途中キツイ石段を登ってお稲荷さん参拝。株価の上昇を祈念す。文字通り神頼み。キツイ石段でしたお稲荷さん、 名前は豊川稲荷といいます。…

危機の元凶

土曜日 曇り。 終日 日が差さず。秋晴れもどこかへ行ってしまったようだ。 1970年にノーベル経済学賞を受賞したサミュエルソン(まだ元気だったのだ、94歳!)が今の経済危機の元凶について、今日の朝日に胸のすくような論考を寄稿していた。、やや長いが引…

道草

金曜日 雨。 終日 雨止まず。気温は高めで半袖シャツで過ごす。外出も出来ず篭城して正宗白鳥の「作家論」に目を通す。途中例の如く居眠り、エイジングの持病か?完讀まであと1日を要す。そこで道草です。 3日ほど前に行った築地市場で見かけたもの。この2ツ…

秋です!

木曜日 晴れのち雨。 午後から予報通り雨となる。久しぶりの雨もいいかも知れない。丁度 1週間前の16日 秋の風情を求めて箱根 仙石原にすすきを見に行ったが、オバチャンを中心とする観光客が一杯でバスも満員、こんなこと初めてです。 今日の朝日新聞に、久…

フィデリオ

日曜日 曇り。風強く落ち葉しきり。木枯らしの如し。休日で市場が開いてないせいか、何故かホッとする。困ったものだ。来月、ウイーン国立歌劇場が来日し、ベートーベンの「フィデリオ」を上演する。振るのは小澤征爾。いわば凱旋興行だ。戦火で破壊されたこ…

土曜日 雨 午後から晴れ。 10日ほど更新せず。この10日ほどは世界の株価の「暴落」と、円高ドル安が進み、庶民は呆然と見送るのみだった。今日の朝刊の見出しは「暗黒の1週間」。今、我々は100年に一度と言われる世界中の経済的混乱を体験しつつあるのだ。各…

大恐慌!

火曜日 雨。 寒し、11月中旬並みだという。このところ梅雨時より雨が多いような気がする。 日本の企業の大半は今日が上半期の決算日だ。ところがアメリカの議会が、与党も含めて金融安定化法案を否決したため、世界の株は大暴落!決算への影響がモロに出るこ…