2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

小説 日本芸譚

日曜日 快晴。明日から師走。特に実感もなし。終日ウロウロして、折角の快晴なれど外にも出ず。松本清張の「小説日本芸譚」所収の「世阿弥」を読む。(新潮文庫 1961年刊) 1957年に芸術新潮に連載されたものが文庫にまとめられたもの。 全体では世阿弥のほか…

男声合唱

土曜日 晴。 11月もあと1日で終わり。早いものだ という感じとともに、来年のこの日はあるだろうか と、妙なことも考えてしまう。年のせいか、それとも世相のせいか。ジタバタしてもあとひと月。ところで、今年の漢字は「迷走」かな? 午後から崩れるという…

杉本苑子 「華の碑文 」を読む

水曜日 晴れ。 雨天と晴天が交互にきてこの秋は落ち着かない。今日は「浜友会」なれど、師匠風邪で不調とのこと、おかげで稽古は中止。 先日の「友枝会」で「半蔀」ので作り物が橋掛かりに出ていたが、物の本、また「謡い本」には作り物は常座に出す、として…

日本語のオペラと能

月曜日 雨。 寒し。今日の雨は予報どおりだが、昨日は雲一つない快晴で夕方は富士山のシルエットもきれいだった。 夕映え? それともたそがれ? 又予報が外れるのかと思ったが残念ながら予報どおりの雨。終日蟄居、何もせず、居ながら老人を決め込む。 オペ…

ささやかな紅葉狩り

土曜日 晴れ。 今日から巷は3連休。紅葉の名所はどこも大変な人出らしい。京都など、観光バスが駐車場に入れず路上駐車をしているので、道路は大渋滞だという。不景気風も吹き飛ばすようなエネルギーではないか。 エネルギーの持ち合わせのない当方は、人出…

最後の曲 ナブッコと鳥の歌

土曜日 曇り。 久しぶりに合唱団の練習へ。来年秋に開く15周年の定期演奏会のプログラムが発表されたが、組み立てだけは堂々たるもの。果たして皆ついてゆけるかどうか?それにしても団員 特に男声の出席率がいつも90パーセントを超えているのは立派なものだ…

ベートーベン 弦楽四重奏曲13番 作品131

金曜日 晴れ。温かし。一昨日までの寒気は去ったらしい。おかげでストーブも点火せず。午前中は思い立って市の健康診断へ。受検者が多くて結果が出るまで時間がかかるらしい。もうそれを気にする必要もないだろう。人生の消費期限を過ぎているのだから。学生…

今日は鮭の日?

火曜日 曇り。 今日も寒い。12月中旬の陽気だという。今日は「鮭」の日です。わかりますか? 鮭という字を見るとサカナへんに十一、十一だからだそうです。コジツケもいいとこ。神田 神保町の古書街で「古書通信」というパンフレットを発行している人が、日…

横浜狂言堂

月曜日 曇り。 寒し、初めて灯油購入。値段は前と同じ。原油値下がりのため、気がかりだった値段は昨シーズンと変わらず。何事も「変わらず」が安定感があって一番いい。 昨9日は薄ら寒い雨模様のなか、午後は横浜能楽堂へ。 この能楽堂では今年度の企画とし…

年季の輝き

土曜日 曇り。 寒し。夕方 ストーブ点火。冬到来だ。 NHK TVで宝生流 能「井筒」放映。録画は宝生能楽堂 お客さんの姿がないので録画のための舞台だったのだろう。出演はシテ 今井泰男 ワキ 宝生 閑 アイ 野村 萬 笛 一噌仙幸 小鼓 成田達志 大鼓 柿原…

渋谷 金王八幡

水曜日渋谷の金王八幡宮へ、なんと半世紀ぶり。半世紀前は、ここらは何もない丘の上に、ただ八幡さまの境内があるだけという牧歌的なところだった。なにしろ田んぼがあったのだから。この写真からは想像も出来ないだろう。今日(2日)は七五三のお参りもチラ…

友枝会

月曜日 曇り。 文化の日、この日は「晴れ」の特異日で、予報もピカピカのお出かけ日和と報じていたが、今日は朝からドンヨリとして爽やかさなし。TVのニュースもトップに自動車教習所の倒産や、水道管工事の事故を伝え「文化の日」に相応しい明るいニュース…