今日は鮭の日?

火曜日  曇り。


今日も寒い。12月中旬の陽気だという。今日は「鮭」の日です。わかりますか?
鮭という字を見るとサカナへんに十一、十一だからだそうです。コジツケもいいとこ。

神田 神保町の古書街で「古書通信」というパンフレットを発行している人が、日本の近代作家の著作を全部古本で買い集めたらいくらかかるか ということを書いていた。初版本、全集、文庫まで一切合財網羅しての古書価である。それによると、一番高いのは永井荷風で2千万円くらい、あと漱石が15百万円、三島由紀夫が750万円、鴎外は400万円くらいだそうだ。これを高いと見るか、安いとみるかは自由だが、今 話題になっている空幕長の論文にアパから提供された賞金が300万円だそうだから、これと比較するとべら棒に安い。この古書価は1990年のバブル末期の価格だから、今はもっと安くなっているだろう。日本は、文化の価値がまともに評価されない国、というべきか。こんなことをいうと、あの空幕長が目を三角にして怒るかも知れない。