シロート指揮者コンテスト。

日曜日 晴れ。
5日ぶりの晴れ。珍しくどこにも出かけず、庭の手入れに半日を過ごす。「手入れ」といっても伸び放題の枝を切ったり、草を毟る程度。毎日少しずつ続ければいいのだが、理屈で分っていても実行がどうも?
朝のTV「題名のない音楽会」。今日はシロート指揮者の3回目、タレントのルー大柴氏が「新世界」の第4楽章、なかなかのものだ。のだめの影響か、女子高校生がベートーベンの第7を堂々たる構えで振ったのには驚いた。75歳の「後期高齢者」を自称する紳士が「田園」の第5楽章を振ったがオケの指揮が人生の夢だったが、やっとそれがかなった、と語っていた。指揮もなかなかのもので、審査員は3回の出演者全員の最高点をこの人に出していた。この試みは面白かったが、如何せん一人の持ち時間が僅かに一分で、1分では、曲の主題の前に時間切れになってしまう。これからという所で時間になってしまうので指揮の実力はわからない。出演者で、一つの楽章を全部振れる人がいたのかどうか、微妙なところだ。このような番組は時々やってもらいたいものだ。ただし、持ち時間を3分位にして実力がわかるような番組にして欲しい。

台風と梅雨前線の影響で明日からまた雨になるらしい。憂鬱になります。

今日のN響の時間。尾高忠明指揮、ポーランドの音楽。ルトスワフスキーの「管弦楽のための小協奏曲」とパヌフニクの小品「カティンの墓銘碑」両方とも暗い雰囲気で面白くなし。池晋好みのマニアックなプロというべきか。