セレナーデ、美術館、あなご

金曜日 曇り。
5月もあと1日というのに雨模様の天気が続き、気温も低い。よくわからないが、今月は記録的に日照時間が短かったのではないだろうか?このまま梅雨入りの気配もある。これも温暖化の影響なのか。 (6月2日梅雨入りになりました。去年より20日も早い!)
自衛隊機で中国に救援物資を送ろうとしたところ、中国が世論を氣にして難色を示したので、自衛隊機をやめて民間に依頼することにしたという。自衛隊輸送機の手配もすませていたらしいが、みっともない話だ。中国の空気を読めなかったのだろう。国民の目から見ると、日本政府は、中国にバカにされながら、なお擦り寄ってゆく卑屈な姿勢に見える。お金も随分つぎ込むようだが感謝されるのかどうか、情けない話だ。

 ベートーベンの2曲のセレナーデを聴いた。作品8と作品25。どちらもニ長調。作品8はバイオリン、ビオラ、チェロの弦楽三重奏でモーツアルトのk563の喜遊曲に同じ。だが曲はモーツアルトの方が格段に「名曲」だ。
もうひとつは、フルート、バイオリン、ビオラの三重奏。グリューミオトリオの演奏。セレナーデは古いレコードだが音も演奏もいい。肩のこらないこのような曲を聴くのはいいものだ。特に作品25はフルートが華やかにリードする愉悦感の溢れる曲でこれぞ天国の音楽!

ちょっと前になるが、25日にブリジストン美術館で開かれている「岡 鹿之助展」に出かけた。この展覧会も、セレナーデではないが、分りやすい作品が多く、美術音痴の自分にも充分楽しむことが出来た。いつも招待券を送ってくれるY氏に感謝しなくてはいけない。


美術館入り口で。


「あなご」の名店 玉ゐ


「あなご」中箱 


半分は茶漬けにして食す。