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日曜日 晴れ。
今日は、鳴り物入りの東京マラソン。抽選をパスした3万人の参加でTV画面で見てもスタート地点はウンカの如き大群衆で、混乱状態になったら収拾がつかなくなる どうするのか と余計なことを連想したくなるような光景だった。主催の親玉 石原慎太郎は東京の連帯が生まれると自画自賛、このオッサンが表に出てくるイベントには共感が湧かない。オベンチャラを振りまいている某アナウンサーもいやだ。だが快晴の下でスタートするのは爽やかな気分だろうと思う。その点では参加している人が羨ましい。TVの効果もあって、来年はまた参加申し込みが増えるかも知れない。
ところで、当方は15、16両日は家出して東京へ。15日の夜は今年初めての観能。国立能楽堂の定例会。シテ 友枝昭世、ワキ 宝生 閑 ツレ 山本東次郎という極上の組み合わせ。演目は「小塩」。春の夜にふさわしい月夜の花見の舞いをウットリと堪能した。在原業平の姿で演じる後シテの序の舞は、あたかも平安の世を眼の前に見る思い。太鼓入りの囃子方、地謡、とのアンサンブルも良く、友枝師にも、この夜は会心の出来栄えだったのではないだろうか。
翌16日、明治神宮外苑と明治神宮へ。好天にさそわれて彷徨い歩く。外苑の周回道路にはランニングの男女多し。東京マラソンに出る人だろう。
例によりスナップを少々。
外苑の銀杏並木、秋には真黄色になりよく新聞にも載せられます。枯れ並木は人気なし。
明治天皇の「御観兵榎」です。天皇がこの位置で観兵をされたとか、流石明治神宮です。
明治公園では「のみの市」が開かれ盛況でした。人は多けれど売れ行きは?です。向こうのビルは「日本青年館」戦後間もない頃、ここでブダペスト弦楽四重奏団の演奏を聴きました。ほかにホールがなかったのです。照明塔の見えるスタンドは神宮競技場。国際マラソンのゴールです。
原宿駅高架橋の物売りの少女風、ここでは独特の風俗の物売りや、パフォーマンスが見られます。田舎者はびっくり!
拝殿前の大鳥居。外苑からここに辿りつくまで道を間違えたようで大変でした。
明治神宮は外人さんが多く、外国に来たよう。お清めにも異人さん。
案内をする外人相手のボランテイア。当方も案内の女性にニーハオ!と言われました。
この人達も外国のお客さんです。
今日の散歩は約2万歩、うち7000歩くらいはコースを間違えた無駄な歩き。くたびれました。