雪の日曜日

日曜日 雪。



朝 起きたら窓の外は真っ白。珍らしく午後まで降り続き雪の重みで木の枝が曲がる程。昨夜は合唱団の練習だったが1日違いで大変な思いをするところだった。
久しぶりの雪景色は格好の写真素材だが、雪に脚を取られそうで、窓から眺めるのみ。歳は取りたくないものです。気温も正午で5℃足らず。大変な日曜だったが、休日で良かったのかもしれない。
 喜多流能「小塩」の録画を観る。96年12月の喜多例月能の記録だから10年以上前のもの。シテ方 友枝昭世。後場の在原業平の装束で舞う序の舞が美しい。太鼓 金春惣右衛門もいい。今月は同じ友枝師の「小塩」を国立能楽堂で観る予定。楽しみなところだ。

今日のN響の時間はブロムシュテット指揮で、曲はお得意のシベリウス交響曲第2番ニ長調。シベリウスの音楽はあまり真面目に聴いていないが、この第2交響曲とバイオリン協奏曲だけは若い時から何故か気になる曲なのだ。昔はラジオで聴いていた。あまりやらないし、CDもスコアも持っていないのでよく覚えてはいないのだが、今日聴くとガッチリしたなかなか立派なシンフォニーだ。ブロムシュテットさんは80歳だそうだが、その姿は伸びやかで格好のいい棒さばきだ。このように歳をとりたいもの、ムリだろうね!