連休明け、いろいろ深刻です

水曜日 晴れ。
暑し、日本的な大連休も今日で終わり。現役の頃は連休の最後の日は 明日から又 という思いが交錯して、折角の連続した休みが終わるのが何とも言えぬ名残惜しいものだったが、今は特に感慨なし。むしろ連休が終わって温泉などが静かになるのが楽しみなくらい。いざ、こちらの出番 というところだ。

 ギリシャの財政破綻の影響が全世界に広がりつつある。日本は連休で市場を開いていないが、明日は東京市場も株価の下落に見舞われるだろう。ギリシャといい、リーマンブラザースといい、日本から地理的に遠くても、システムが繋がっているから、影響は直ぐ現れる。特に実体経済が弱体化している我が国への影響は大きいだろう。日本の財政状況はギリシャ以上に悪いから、国債を国内で消化出来なくなったらオセロゲームのごとく瞬時にギリシャと同じ混乱が生じることは目に見えている。政治家はもっと率直に実態を語るべきだ。選挙のために肌触りの悪いことに口を閉ざしているのではないか。とんでもないことだ。

鳩山首相の沖縄での総スカン、テレビが克明に伝えてしまった。こんなことは初めてではないか。鳩山首相の地位の軽さを全国民が知らされたのだ。官房長官を初めとする事務方も機能していない。沖縄の基地問題は、個人の「胸の思い」を語って解決出来るようなフワフワしたことではない。沖縄の人には、基地のない沖縄を願う現実的、歴史的な深刻な思いがあることが首相にはわからなかったのだろうか?もしそうとすれば、鳩山には一国の宰相としての資格はない。

 ゴールデンウィークも良かったのは天候だけ。深刻な課題を残して連休が終わりました。

 散歩の途中 桜の幹で見つけた赤いカメムシ(ヨコヅナサシガメ