52会へ。

木曜日 曇り。
終日 東京。年1度の会合へ。今回は16回目。80歳を越える人が6割、だが話題は尽きず、夫々が大声で4時間以上語り合う。高齢者の定番、愚痴話、噂話、健康談義は全くなし。これでは「きみまろ」の商売のネタにはならないだろう。仲間の最年長、89歳になるK氏は元気一杯、何年か前の会合でこれから毎年一冊づつ本を書く と宣言されたのでびっくりしたが、今は日露戦争で使われた艦船の無線機の開発に携わった人たちについて下調べを始められた由。現役をリタイアしてから歴史上の特定の人物についての研究を始めてもう4〜5冊の著書を発行された。まさかと思った約束は守られているのだ。著作はすべて頂いて手元にあるが、この人の衰えぬ馬力にはシャッポを脱がざるを得ない。とてもついてゆけない。だが、こんな人といつまでも親しくしておられるのは、幸せといわねばならないだろう。更なる長寿を祈るのみ。