ウトロ観光船、夕日、未完成
日曜日 晴れ。
快晴で暑し!梅雨明けの気配だがコメントなし。
アメリカで住宅金融の大手が倒産し、さらに政府系の住宅金融機関の2社が経営危機を伝えられて、株価が一時前日の半分まで下落したと新聞が伝えている。サブプライム問題というのは仕組みに複雑な金融工学がからんでいて、その損失額を誰も計算できないのだそうだ。教科書がないという専門家もいる位だ。(金子勝氏など)金融危機がヒタヒタと近づいているような予感がするが、日本の政治家は何のメッセ−ジも出さない。出せないのだろう。明日の日本株は大幅下落か?
浮世忘れに旅日記を続けよう。
6月17日、「道東」2日目。 朝10時 観光船に乗船。ウトロ港から知床岬までの往復。船を運航しているところは何社かあって競争しているようだが、宿のおやじのすすめで小型船を選んで乗船。小型船の方が沿岸に近づけるので陸上のヒグマなどの生物がよく観察できるという理屈。ただし料金は一番高い!鮭、いくらの北海弁当つき。
ウトロ港の観光船。 これは大型船 乗船したのは1フロアの小型船です。
知床半島は港を出て15分もすると断崖続きとなります。
オホーツク海に流れ落ちるカムイワッカの滝です。この滝のやや上流に滝そのものが温泉になっている、有名なカムイワッカの湯がありますが、7月末までは通行禁止。
知床岬 ここは陸路では行かれません。
続く
暑い1日だった。名古屋、多治見などは、35℃を超える猛暑日、全国で370人の人が熱中症でダウンしたという。晴れの1日だったが梅雨明けはまだ。明日から雨降りだそうです。
夜のN響の時間、珍しく「未完成」を真面目に聴いた。指揮 スタニスラフ スクロヴァチェフスキー。この人は80歳を超えていると思うが、現役で活躍中。たしか読売日響の常任になると聞いていたが、その後どうなったのか。「未完成」はゆったりした落ち着いたテンポで、オーケストラをきれいに歌わせていた。まさにシューベルトの音楽。もう少しでだれるところをそうならずに聴かせるところが腕前なのだろう。いい演奏だった。