アシュケナージ最後の定期。

日曜日  晴れ。
暑い!関東地方は局地的に激しい雷雨があったようだが、当地は晴れっぱなし。雲もあまりなし。今日のN響の時間はアシュケナージの最後の定期から、ベートーベン第7、とラフマニノフP協3番、ソロは清水和音。2番はよく演奏されるが、この3番は何故か演奏の頻度は日本では少ないようだ。2番より遥かに良い曲だと思うのだが。和音君はなかなかの熱演、かっての少年ピアニストもすっかり貫禄がついた。第7交響曲は最後を飾るのに最高の曲だ。第1楽章の終わりで珍しくホルンがひっくり返ったが、ご愛嬌というべきか。N響のメンバーもアシュケナージを送るのに相応しい熱演、アシュケナージも歯切れのよいテムポで全曲を通した。ナマで聴いたら印象に残るものがあっただろう。N響はアシュケナージの後任はおかず、客演指揮者に任せるのだそうだ。どちらがいいのかよくわからないが、どうしてそのようになったのか理由を知りたいものだ。アシュケナージの棒さばきはわかりにくいそうで、メンバーとの相性はあまり良くなかったということだが、本当にそうだったのか。