古楽奏法

日曜日  雨。 夕方曇り。
風強し。外出出来ず。明日は快晴らしい。気温も高そうだ。

 能登地方 大地震。死者も出た。家屋倒壊多数。地方だから此のくらいで済んだが、都市部だったら被害はこんなものではなかっただろう。


 N響アワーは先週に続いて2006年のベスト10。今日は指揮者の部。
10位 準メルクルシューマン第4交響曲。そして1位はノリントンモーツアルト交響曲39番。2位もノリントン、3位ブロムシュテットブラームス第1交響曲。この順位は何の意味もないが、ノリントンがN響にノンビブラート奏法でモーツアルトを弾かせたのがよかった。
たしかに、ノンビブラートにすると音色がやや鉛色になる。昨日のロイヤルフランダースフィルに近くなるのだ。また当然の話だが、ビブラートがないと音程のゴマカシが出来ない。結果的に音のあわせに集中するからアンサンブルがよくなる。また池晋氏が言っていたが、古楽奏法の指揮者はテンポが早いのだそうだ。何故かを知りたいが説明はなし。何か昨日ロイヤルフランダースフィルを聴いて感じたことの続きみたいになってしまった。
ブロムシュテットブラームスが品がよくいい演奏だった。放映は第2楽章だけだったが、この人らしい丁寧なわかり易い指揮が印象に残った。ブロムシュテットの演奏は何を聴いても(観ても)間違いはない。