木曜日 朝まで豪雨。午後から晴れ。
 「芦田均日記」第6巻 あと僅かで読了。1957年9月まで。
  首相は石橋湛山から岸信介に替わる。
  芦田もこの頃は体調悪く、医者にかかることが多くなっている。
  芦田日記は、何時、誰と、何をしたかが克明に記録され、
  金銭のやりとりまで具体的に書かれている。だから資料
  としての価値があるのだろう。個人情報保護法の下では
  このような記録は公開できなくなるのではないか。
  日商が、芦田のパトロンになっていたことがうかがわれるが
  全く知らなかったことだ。
  芦田は丸善で英文の原書を買って読むことが楽しみだったようだが
  今の総理大臣は、「信長」を読んで感激しているらしい。
  日本は「国柄」が低くなって来たと思われるが、どうだろうか?