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日曜日 終日大雨。
夜になって気温上がる。明日は晴れるそうで、庭の
梅も花を開くか?
一年前の今日も書いたとおもうが、新聞には2,26事件
を語る記事全くなし。3〜4年前までは誰かがこの日は
論考を寄せていたのだが、もうそれだけの意味も
無くなったという評価なのか。識者の意見を聞きたいものだ。
そのかわり、今日は内閣府の「ひろがる構造改革」という
全面の政府広報あり。3年連続の経済成長で、銀行の
不良債権は減少し、雇用者数が増え、失業率も低下し
ている、と臆面のない自画自賛が載せられている。
竹中平蔵先生はわかっていると思うが、雇用の中身が
問題なのだ。雇用者の数が増えても短期の契約社員が
ふえているだけではないか。安定的な終身雇用者数はどうなのか、
雇用が終身保証されていたから、日本人は落ち着いて業務
を習得でき、人生の将来にあまり不安を持つことも無かった
のだ。日本が安全な国で、商品やサービスの品質に信頼性が
あったのは、雇用の安定度と人生計画にバランスがとれていた
からではないのか。グローバル、IT一辺倒、秩序なき規制
緩和は人間を幸せにはしない。竹中先生、いかがですか?