日曜日 晴れ。
 寒し。バケツの水も凍っていた。当地では珍しい
 ことだ。「明日は雪」の予報もでた。異常な気象だ。
 「芦田均日記」第5巻 読了。昭和30年9月まで。
 この時代は少し覚えているが、吉田茂のワンマン振り
 に退陣を求める動きが出てきた頃だ。芦田も日記に
 ”吉田という男は”という表現をしている位、嫌って
 いたらしい。反吉田の動きはあっても、あとをどうするか
 がまとまらず、芦田はゴタゴタの続く政治の世界に愛想が
 つきて、引退したいとの心境を吐露している。
 29年12月に吉田は退陣し、あとは鳩山一郎が首相となる。
 そのあと、首相は石橋湛山を経て岸信介になるのだから、今
 閣僚になっている連中の祖父が権力争いをしていたわけだ。
 そういえば、「小泉純也」も日記に名前が出てくる。

  国語辞典の用語、用例を読者から募るという動きがあって
 中高生からも募集したところ、9万件以上が集まっているそうだ。
  その中から、「与謝野る」 髪が乱れていること。高3女、
 「H/k」 話 変えるけど。の略語、中1女、
 「5時スパ」 5時丁度にサッサと退社すること。25才女、など。
 こういう用語の並んだ辞書を国語辞典というのかどうかわからないが
 一般募集で用語を集める試みは、面白いかもしれない。