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水曜日 晴れ。
風 やや強し。あまり寒くはない。
「芦田均日記」昭和26年6月17日の項に
某大学で講演したことが記述されている。、
1時間講演し、30分の質問時間を設けたが、
マル共の学生が下らぬ質問をした。だが
一般の学生からは、盛大な拍手があったと
書いている。こちらは、当時その現場にいたが
そんな雰囲気ではなかったような記憶がある。
その頃、芦田は猛烈な反共、再軍備論者で
(日記でもよくわかる)学生全体のアジに
あおられて降壇したのではないか という
印象が残っている。「日記」は書いた人が
無意識のうちに、自分を飾る記載をし勝ちと
いうが、芦田もその一例を残したことになる。
午後、今年最後の「浜友会」へ。締めくくりは
「猩々」のキリ「世もつきじ〜めでたけれ」を
謡って来年に繋いだ。浜寮のオバチャン今年で
退職とのこと。お別れに といって、皆に果物
をくれた。お元気で!