NHKよ 聴取料を返せ!

日曜日 晴れ。
暑い!これではまだ盛夏じゃないか。経験では高校野球が終わると秋の気配になって涼しくなるのだが、今年は様子がおかしい。今日も33℃くらいになったのではないか?気象予報の人達は毎日急な雨に注意 といってくれるが当地ではここ暫くの間一滴の雨も降っていない。旱魃だ。

ところで、NHKのTV番組、一昨日金曜日はワーグナーの歌劇「ニュルンベルグマイスタージンガー」。2008年のバイロイト音楽祭の録画だが、これの放映時間が、午前0時20分から午前5時まで、これでは序曲を耳にしただけ。同じ日、教育TVでは、クラウデイオ アバド指揮のルツェルン音楽祭の放映が午前1時から3時まで。ベルリンフィルの野外コンサートが、23時から午前1時まで。一体NHKはこの番組を誰に見せようとしているのか、この種の番組は録画しておいて あとで見たらいいではないか という考えなのか 是非聞きたいところだ。残念ながら当方には録画機材がない。そういう視聴者のあることを忘れてはいけない。

そして昨日の「バイロイト音楽祭初めてのナマ中継」といううたい文句で始まった番組、人気のテイーレマン指揮で指輪の2曲目「ワルキューレ」。放映時間は21日 22時50分から、今朝の未明5時10分まで。これはバイロイトとの時差があるからナマ中継なら止むを得ないだろう。ナマ中継で期待したのは音楽祭の雰囲気、たとえばお客さんの集まるロビーの様子、長時間の休憩時間をお客さんどのように過ごすのか、出来ればインタビューなども。世界中からこのコンサートに集まる人達の服装、そして音楽祭を祝うバイロイトの街の様子,等々なのだ。
ところがNHKは、1幕目の終わった1時間の休憩時間を東京のスタジオに切り替えて、担当の女子アナとゲストのオシャベリを放映した。これではバイロイトからのナマ中継の見殺しではないか。NHKの番組制作者の文化的感覚を疑わざるを得ない。
それと、この番組は近くBS2で再放映されるというが、その時間が何とまた午前0時40分から5時までだそうだ。これではまた観ることができない。今年のテイーレマンの振った「ワルキューレ」は稀に見る完成度の高いものだという。1幕を見てそんな予感がした。だがNHKの時間設定ではこの番組を見ることができない。
もう1度訊きたい。一体誰のための再放送なのか!
聴取料を何のために払っているのか馬鹿馬鹿しくなってきた。 即刻返して欲しい。