何も読んでいない「今年のお薦め本」

日曜日  晴れ のち曇り 夜は雨。ほぼ予報あたる。

寒し、外出せず。今年もあと4日を余すのみ、と記しても特別な感慨はなし。年の功か?ボケか?
 
毎年の年末の例で、今日の朝日新聞の読書欄は、書評委員23人の夫々が薦める「今年の3点」の本を紹介している。のべ69冊になる。この中で書名を知っていたのは4点のみ、如何に新刊書に遠ざかっているかがわかる。またこの69冊の中に重複するものなし。ものを見る目が拡散しているにか、決定的な名著が生まれていないのか、どっちだろうか?

69点の中で読んで見たいのは2点 阿刀田高氏の薦める「ジェームスジョイス 若い詩人の肖像」。これは難解で有名な本だが、阿刀田氏の薦め方が絶妙、それともう1点「渡辺保 江戸演劇史 上下」。この人の書いたものは余り面白くないが、ちょっと拾い読みをしてみたい感じがする。

 超ベストセラーと言われる「IQ84」を挙げた人もいない。「IQ84」は今年の売り上げ第1位である。ただし、自分は読んでいない。(100円本で出るようになったら買って読むかも知れない。)今年のベストセラー20点も挙げられているが読んだものなし。時代遅れというべきか?