今日のクラシック

月曜日  雨。
昨日も雨でした。
台風がらみで終日風雨。気温も低く、ストーブに点火。去年より10日程早い。今年は暖冬ということではなかったか。
 おかげで普段聴かないLPを取り出して聴くことが出来ました。

 ハイドン スタバートマーテル。 ホグウッド指揮、ローザンヌ室内アンサンブルと合唱団。
 ブルックナー 交響曲第4番。 ベーム指揮、ウイーンフィル。
 モーツアルト 戴冠ミサ。 マルケヴィッチ指揮、ベルリンフィルと聖ヘドウィッフィ聖歌隊。


ハイドンのスタバートマーテルは宗教曲というより、明るい歌曲集の感じ。抹香くさいところがなく、BGMとしても聴き易く楽しめる。この曲は丁度60分、これが1枚のLPに納められている。CD並みだ。20年以上も前のものだが初めて気が付いた。

ブルックナーの4番は、ブルックナーの交響曲の中では、日本で1番よく聴かれていた曲だといわれている。自分は殆んど聴いていない。ブルッツクナーの音楽は大体重く、長く、そして厚ぼったい、聴くには覚悟がいる。この4番もLP2枚。ところが針を下して聴いてみると聴きやすくいい音楽だ。特にスケルツオーとそのトリオが軽快で「ブルックナー」の印象も少し軽快になってきた。考えたらブルックナーが生まれた年にはベートーベンはまだ生きていたし、ブラームスはまだ生まれていなかった。世代的には意外に身近かな人なのだ。それを頭にいれて少し聴いてみよう。次は8番の交響曲。
かってカラヤンベルリンフィルと来日してこの曲を振った時、終わった時は疲労困憊してよろめいて楽員に支えられて指揮台を降りた姿を覚えているが、それほど、重厚な曲なのだ。さて、どうかな?