日曜日 晴れ。

昨夜、それも真夜中に、NHKがBShiで[戴冠ミサ]など、モーツアルトの宗教音楽を放映するものだから寝ることが出来ず、おかげで今日は終日、幸せな朦朧状態でした。合唱はウイーン少年合唱団が女声部を歌い、何とか云う合唱団の男性が男声部を歌って立派な混声にしていた。会場はシュテファン大聖堂、06年1月の演奏でお客さんはコートをまとって寒さ対策の完全武装。このような雰囲気のあるコンサートは残念ながら日本では経験出来ないだろう。文化の違いだ。
日曜日夜のN響の時間を受け持つことになった西村朗は、真面目な講釈が多すぎる。もっと音楽だけを聴かせてくれてもいいではないか。講釈をするなら、もっと軽く神経に障らないようにして欲しい。それに、曲が終わると岩槻オバサンが直ぐコメントをするから、演奏の余韻を味わうことが出来ない。何とかならぬか?