観能 喜多流自主公演
日曜日 曇り。
何年ぶりかで目黒の喜多能楽堂へ。今年4月に舞台の床を全部張り替えたので1度観に来てほしい、と師匠にいわれたこともあってゆくことにしたもの。職分会の自主公演で、能3番、仕舞い3番、狂言1番という盛沢山。観能もこうなると体力勝負です。
舞台はきれいに張替えられていました。
見所を見渡したところ、お客さんの7割近くが着飾ったご婦人がた。日本の伝統文化は高齢の女性に支えられているようだ。
「盛久」 直面のせいかシテは力みすぎ。地謡は立派。
「楊貴妃」 シテの序の舞いに優雅さがあって良かった。地頭を務める師匠が厳しい目で序の舞いを睨んでいた。感想を聞いてみよう。声にもう少し香りがほしい。ワキが弱かったのは残念。
「鉄輪」 全体に力不足。印象が薄かったのは、観る方の疲れもあったかも知れない
帰宅してメールを開いたら合唱団のKさんから見舞いのメッセージあり。ご本人も同じ悩みがあるとのこと。同年輩の人達には、何も無いという方が珍しいのかも知れない。
九州、四国梅雨明け。予報では関東は今週一杯は曇り空、梅雨明けは遅れるらしい。