木枯らし1号?

火曜日 風雨。
 寒し。木枯らしのような風、終日吹き荒れる。室内暖房器を初めて出す。外出せず。何年か前に
出たハーバート ビックス「昭和天皇」上下、読み始める。上巻を250ページほど。昭和天皇が、なぜ戦争犯罪人としての責任を問われないのか、というトーンで一貫して叙述をすすめられているのでやや違和感はあるが、叙述の流れはわかり易い。コメントは全巻を読み通してから。北朝鮮問題、どうなったのだろう。マスコミもトーンダウンで動きがわかりにくくなった。官房長官は継続して国民に正確な情報を伝えるべきだ。緊張した危機意識を持つ必要はないのか?
ベルリオーズファウストの劫罰」を聴く。1,2部をN響定期のビデオ、3,4部をショルテイー指揮のシカゴ交響楽団のCDで、管弦楽、合唱、独唱の入る2時間の壮大な大曲だ。誰かがゲテものの音楽と云ったが、そんなことはない。この曲はナマで聴きたいし、合唱に参加してみたいという気を起こさせる。名曲なのだ。ベルリオーズにはほかに「ロメオとジュリエット」、「レクイエム「キリストの幼時」という声楽付きの大曲がある。これを全部聴けば今年はベルリオーズを聴きましたと公言できる。やってみようか。