金曜日 曇り。

 メトロポリタン オペラの公演を観る。
 20日、東京文化会館。演目 ドンジョバンニ。
 装置、衣装は伝統にそった古典的な仕立て、最近
 流行の現代風な作りではなかった。
 流石メトだけあって声量も演技も立派だが華やかさが
 足りない。特に1幕の結婚の場と舞踏の場はウイーンの
 舞台の方が魅力あり。聞かせどころのアリアをただ立った
 まま歌う場面が多く、名曲演奏会の趣あり。演出がもう少し
 何とかならなかったか という感じも受けた。
  ソプラノのネトレプコへのブラボウと拍手多し。声もよく
 歌いまわしもうまい。今日の最大の人気歌手だった。
  
 だが豪華なモーツアルトで、満ち足りた思いでした。星三ツ!

 
  東京文化会館は休憩中もカーテンコールもカメラ不可!
 外国のオペラ劇場では許されているのに、妙に堅苦しい。
  つまらない権威主義だ。そういえば横須賀芸術劇場
 そうだった。