火曜日 雨。
 寒し。昨日の春の陽気がウソのよう。昼前から
 しとしと雨が降り寒々しい1日だった。
 アーノンクール指揮 チューリッヒ歌劇場の
 「フィガロの結婚」第3幕までを観る。
 この前にみたザルツブルグイースター音楽祭の
「フィガロ」は豪華で、タップリご馳走を食べたような
 音楽だったが、チューリッヒのそれは、きびきびした
 現代風。役者も達者で、明快な運び。途中ゴタゴタして
 わかりにくいところもあるこのオペラが、スッキリと
 理解出来る。よい演奏だ。アーノンクールの力だろう。
 いろいろのことがあった1月も今日で終わり。明日
 から2月で、週末は立春になる。名実共に「春」になって
 ほしいものだ。