水曜日 曇り 終日涼し。
 朝9時頃、小泉純一郎の選挙カー来る。
 小泉、小泉と連呼するも本人の姿なし。
 車から手を振るのは女性、馬鹿にするな 
 と言いたくなる。

 今 日本には定職を持てないフリーターが
 450万人以上いて、その数は増える一方
 だそうだ。(国民生活白書)団塊の世代
 サラリーマンが500万人くらいというから
 それに匹敵するかたまりだ。彼らの年収は
 110万程度、年金も加入できないという。
  未来に希望を持てない層が大きくなっている。
 だが、市場原理を説く今の政府は、自己責任で道を
 拓け、というだろう。だが、道を拓くための方法論も
 仕組みも示さないのが今の政府だ。不満のやり場のない
 層が大きくなると、社会不安も大きくなる。
  日本は舵を切り直さないと大変な事になる。
 郵政民営化! の絶叫は、問題の在り処から国民の
 目を逸らすためのパフォーマンスに思えてくる。

  1960年、日本中が安保反対で燃え上がっていたが、
 あのころは、市民も、労働組合も、学生も、学者も結集して
 主張をぶつけるエネルギーがあった。今はそれがない。
 ひとりひとりがばらばらに不満を抱えているから、
 はけ口が陰惨な事件となるのだ。

  明日から9月、少し明るい事をブログろう。