軍事大国への道

日曜日  晴れ。

 終日快晴。暑い1日だった。33℃くらいか。気象庁によると明日は夏と秋の空気が入れ替わり、暑さも今日までとのこと。暑いのはいやだが、夏が去るのは何となく淋しいものだ。
防衛庁が退職自衛官に「軍人恩給」をイメージした恩給制度の創設を密かに検討を始めたという。自衛隊の海外派遣が恒常的になることを意識し、優秀な人材の確保のためだ という。新総理になるかも知れない人は、憲法改正を公言しているし、来年の通常国会には防衛庁の「省」へ
の格上げが上程される筈である。小泉改革の一つの姿がこれだ。アジア諸国から孤立している日本がアメリカの尖兵となりつつある。国民生活はどうなるのか、新総理には100年とはいわないから、せめて10年の計を語ってもらいたいものだ。

今年はご存知モーツアルト生誕250年、そしてショスタゴビッチ生誕100年、そしてシューマン
没後150年で今日のN響の時間はシューマン特集。6月定期から、交響曲第1番、春と、妻のクララが作ったP協の第3楽章を紹介、クララのP協は珍しい。初めて聴いた。だがあまり面白い曲ではない。同じイ短調の夫の作曲したP協の方が矢張り好い曲だ。春の交響曲は上手い演奏、N響のドイツものの演奏は聴かせる。指揮は準メルクル