日曜日 晴れ。
 毎週の日曜日の読書欄に必ず目を通すが、何時の頃か、
 知らない書名ばかり並ぶ様になった。丁度、TVから
 流れる歌が知らない曲ばかりになってきたのと同じ。
 時代遅れになりつつあるのだろう。
 シーファー駐日米国大使が朝日新聞に寄稿した、日米首脳
 会談についての論考を読んだ。小泉とブッシュの友情の
 深さを称え、二人の関係が日米両国の良好な関係をもたらし、
 更に、それが世界の平和と繁栄を導いているというもの。
  米国と日本の関係を誇りに思う、とまでいっている。
 駐日大使としてのリップサービスもあるだろうが、考え方に
 如何にも、深さ、洞察力、哲学などがないように思う。
 そういえば、1週間ほど前に、ケリー在日海軍司令官が、
 原子力空母の安全性を説く記事を寄稿していたが、これも
 かって事故を起こしたことがないというだけで、全く
 科学的な説明ではなかった。これについては直ぐに読者から
 「違和感を覚えた。」とする投書が紹介されていた。
 思考力の浅い人が米国の代表として日本に来ているのだ。

 皇籍を離れた旧竹田宮家のひとが、「男系でない天皇の誕生は
 万世一系の天皇家の廃絶になる」とする本を出版するそうだ。
 三笠宮の発言もあり、有識者会議の座長は当事者の意見も
 充分に聞くべきだ。来年の通常国会に皇室典範改正案が上程
 される。

 長男一家来宅。賑やかにナベを囲みました。たまには良し。