ベートーベン ミサソレムニス
木曜日 曇り
気温の低い日が続いている。明日はまた大雪の予報。天気予報で関東地方の平野部が「大雪」と警告されることはあまりなかったことだ。初めてではないだろうか。おかげで午後はデパートまで籠城用の食糧を買い出しに行く破目になったが、やむを得ぬこととするか。
ベートーベンの「ミサソレムニス」OP123を聴いた。個人的な印象では、ベートーベンは、歌曲に名曲がないこともあって、フィデリオにしても、第九にしても声楽曲はあまり得意ではなかったのではないかという印象があった。ところが、この「ミサソレムニス」はその堂々たる構成、グローリアのフーガのように、高度な合唱技術を駆使して書かれた音楽には、声楽曲が得意でないという俗なことを吹き飛ばしてしまうような底力がある。まさに「ベートーベン」の曲だ。
聴くだけでなく、チャンスがあれば合唱団員の端くれとして舞台に立ってみたいような魅力がある。
譜面を見ると、練習を重ねれば何とかついてゆけるような感じもするが、もうおそい!
ナマで聴いてみたいが、何故かあまり演奏されないようだ。練習が大変なのかな?
音源
CD ガードナー指揮 モンテヴェルデイー合唱団、英国バロックオーケストラ
LP ヨッツフム指揮 アムステルダム室内合唱団、アムステルダム コンセルトヘボウ管弦楽団。