テイーレマンのウイーンフィルを聴く

日曜日  晴れ
蒸し暑く不快な1日だった。京都では39,9℃だったという。おかげで外出も出来ず、運動量ゼロ。足腰は固まる一方、異常気象は足腰の敵だ。早く気軽に外の空気を吸えるような爽やかな「秋」になってほしいものだ。

 一昨日 深夜のテイーレマン指揮のウイーンフィルはベートーベン交響曲4番、5番、6番を、結局 全曲放映。1時半近くまで。全部観てしまった。

テイーレマンはやや太めになったが、キビキビした動きは相変わらず。初めに振った第5は、上手からステージに出て指揮台の登ると間髪を入れず棒を振ってダダダダーン、オケも全く乱れず音を出した。
流石 職人芸だ。 曲つくりは緩急自在!管楽器特に木管のソロはゆっくり歌わせ、第5のフィナーレなど、全奏のアレグロは特急電車の如し。キビキビとメリハリの利いた演奏でまさに現代的。これはこれで説得力のある表現だ。全身を使った棒振りで腰痛の小澤には出来なくて無念だろう。ナマで聴いていたお客さんに感想を聞きたいものだ。楽友協会ホールの美しさにはため息が出る。また行ける日が来るだろうか?

今日のN響の時間 来シーズンの予告あり。聴きものは、10月 ネルロ サンテイーのやる演奏会形式の「アイーダ」。12月 シャルルデュトワの振るブリテン「戦争レクイエム」 そして来年2月 キョン ミョンフン指揮 マーラー交響曲第3番 この曲はN響も17年ぶりだそうだ。切符の売り出しは12月から。そして来年4月 ノリントン指揮のベートーベンプロ これも面白いかもしれない。どれか行けるかな?