マーラー交響曲第5番 嬰ハ短調

金曜日 晴れ、
湿気なく、おかげで気温は高いが空気は爽やか。昨日より雲は多いがもう梅雨の雰囲気ではない。だが、なぜか まだ梅雨明け宣言は出ない。
昼前 腰のリハビリで整形へ。ここは高齢者のタマリ場の感があります。

 スコアを広げてマーラー 交響曲第5番を聴く。クーベリック指揮
バイエルン放響 という珍しい組み合わせの古いLP.柴田南雄氏は
クーベリックのレコードを、LP初期のマーラー と何かに書いていたが、それほどでもない。60年代の録音だ。久しぶりに針を落としたが、音も演奏も素晴らしい。こういう音を耳にすると、CDもDVDもいらない。レコードで充分です。
 第5は第4楽章のアダージェットが馬鹿に有名で、時々この楽章だけ取り上げてやる位だが、弦楽合奏とハープで演奏この部分は確かにきれいだがそれだけのこと、あまり好きじやない。この楽章がなくても交響曲としてよくまとまると思う。自分は迫力のあるフィナーレのロンドが好きだ。第5はこのロンドがあるからいい。聴き終るとすごい曲を聴いたという印象が残る。これが音楽の喜びというもの。いかがでしょうか?