東名高速崩れる。そして暑気忘れの音楽。

火曜日 雨のち晴れ。
兵庫、岡山へ大きな土砂災害を与えた台風9号が、今日はこちらへ襲来するとの予報で緊張していたら何と早朝 5時に地震。鈍感な自分は目も覚めなかったが、気象庁の発表では当地は震度4、震源に近い静岡県では震度6弱、家屋の倒壊はなかったが、東名高速道路が崩れて通行できなくなった。2〜3日で復旧させるというが、また応急手当だろう。お盆休みに使えればいい というだけではないか。家具の倒壊などで怪我人100人以上、本に埋もれて亡くなった女性1人。文字通り災害の夏だ。

肝心の台風9号は予想のコースをはずれ、殆んど雨、風なし。午後からはスッキリした青空となる。
気象庁は話題を台風から地震に変えてしまった。地震様々かな。

手元からランダムに取り出したCD1枚を聴く。これが良かった。ネービルマリナーの指揮、ビゼー 交響曲第1番、プロコフィエフ 古典交響曲、それと ストラビンスキーの舞曲 プルチネルラの3曲。昔聴いた懐かしい曲たちだ。
この3人は作曲家として個性のまるで違う人だが、ここに集められた3曲は皆 明るく快活なバロック音楽のような曲ばかり。よく選ばれたセンスのあるカップリングだ。演奏はマリナーらしく、歯切れがよく音も明快。特にストラビンスキーがいい。「春の祭典」とはまるで違う音楽だ。ストラビンスキーは才人である。このような音楽を聴いていると夏の暑さを忘れてしまう。