マーラー 交響曲 第6番

曇り。午後から晴れ。

関東地方は昨日「梅雨入り」宣言あり。皮肉なことに今日は4日ぶりに太陽が顔を出した。明日も「晴れ」らしい。形式ばって、いつ梅雨に入りました、いつ梅雨が明けました など「宣言」しなくてもいい。気象に異常がありそうな時だけ、例えば カラ梅雨、長梅雨、ゲリラ豪雨 などに限って予報を出すことにしてもいいのではないか?

マーラーの交響曲 6番を聴く。シノーポリ指揮 フィルハモニア交響楽団。この曲にはなぜか「悲劇的」というタイトルがつけられているが、これは日本だけのことらしい。楽譜にはそんなことは書いてないし、曲は行進曲で始まり、「悲劇的」な雰囲気ではない。マーラー金管と打楽器をやたら使うので、真面目に聴いていると頭が痛くなる。特にこの6番は、カウベルとか、大きな木槌とか、珍しい道具を使うところがあるが、どんな音効果があるのか、注意深く楽譜を見ながら聴くのだが、その音はよくわからない。全体に凄まじい音響の中から聴きわけるのは難しいものだ。木槌(楽譜の表示はハンマー)を使う曲はほかにないそうだが、N響には木槌を用意してあるという。まだ5〜6回しか使われていないそうだ。カウベルも楽器ではないから、譜面にはオタマジャクシではなく波型が書いてある。自分にやらされたらカウベルる振る場所を見失ってしまうだろう。