12月12日  月曜日

 

雲多く寒し。昨日、一昨日と外を歩いていないので、鈍った脚、腰がますます重くなる感じがする。今日は日差しがあるので少し歩こうかと思っていたがいたが、どうなりますか?

 前回の続き。  夏目漱石と同年の正岡子規の代表作を選ぶのは難しい。

子規は歌人であり、俳人であったので、和歌、俳句を語る随筆集を多く残した。「仰臥漫録」「病状六尺」など。

 だがこれらには、漱石の「猫」とか「草枕」のように、「国民文学」とよべるような一般性はない。

 子規でお馴染みなのは、「柿くへば 鐘が鳴るなり法隆寺」の一句か。

一方、漱石には、読んでいなくても、その名前を挙げることの出来る作品も多い。

 

   「三四郎」「こころ」「門」「それから」「虞美人草」など。

 やはり「漱石」は、小学校のころから教えられるところが多かったからかも知れない。