再び、暗黒への途

月曜日  晴れ

暑し。本格的夏到来か?北九州は豪雨の由。当地は雨なし。

 「日常」の内容が気象報告になったら意味なし。ボケでも出来る。自戒すべし。

今日の朝日新聞朝刊。安倍晋三首相の私的諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」の座長、柳井俊二元駐米大使が「集団的自衛権」に関して「今までの政府見解は狭すぎて、憲法が禁止していないことまで自制している」と指摘し、「国連の集団安全保障への参加は日本の責務だ」と述べたという。この「安保法制懇」は年内に最終報告書を政府に提出し、これをもとに、年末までに防衛省が「新防衛大綱」をまとめるという。

別に新聞は、小野寺防衛大臣が、NHKの番組で、ここ半年、北朝鮮は累次、日本のどこを攻撃すると発言している。日本は戦争の当事国になる可能性がある、とし「政権が検討している敵基地攻撃能力の保有は北朝鮮のミサイルに対抗する手段だ」 と明言したことを伝えている。今まで国連の安全保障について、日本は特定の国への武力制裁については否定的だったが、これが崩れることになる。この番組はNHKの国会討論会だと思うが残念ながら見ていなかった。ほかの出席者の発言を聞きたかった。「防衛、安保問題」、国会はこれからどう対応するのか、多数の論理で安倍イデオロギーが通ってしまうのか、このままでは、国民をツンボ桟敷に置いて、国は取り返しのつかぬ暗黒への途に踏み出すことになる。