冬再来の年度末

 3月31日   日曜日  曇り

 

 終日冷たく、陽は差さず。明日から4月というのにまだ冬が去らぬような風情だ。おかげでどこにも出られず。だらだら半分、居眠り半分で、岩波文庫の「志賀直哉随筆集」を拾い読みしたのが関に山。まさに直哉じゃないが「老廃の身」だ。天候、気温の関係で桜も中途半端。近隣の山では「さくら祭り」をやっている筈だが、出かける気がしない。例年なら散歩がてらでかけて、山のベンチで焼き鳥、おでんで一杯やるところだが、うすら寒くて気が乗らない。花はまた1年先を待つしかないか?