春冷え

3月30日  土曜日   曇り

 

 昨日の気象情報では今日は気温は低いが、お花見は出来るとのことだったので、そのつもりにしていたが、とんでもない!雲はドンヨリ、風もあって寒いのだ。おかげで終日、家の中に沈没となる。

 この3月は前半 気温が高く桜の開花も早かったが、花が咲いてから気温が下がり、冬再来の気象となった。テレビも花見の騒ぎを伝えなくなった。例年なら今頃から花見に繰り出すところだが、今年は中途半端に終わったような感じだ。尤も当地では2~3日前から「さくら祭り」開催中。だが、こんなな気象では誰も行く人はいないだろう。

 

 志賀直哉が80歳のころ書いた「老廃の身」なる短文を読んだ。

新聞に寄せた文章だが、庭に入ってきた女性に、どなたですか?ときいたら、先ほど使いに出た娘が帰ってきたところだった。近頃どうもこのような間違いがおこると「老廃の身」を嘆くいう内容。「小説の神様」といわれた人でもこのような文章を書くのか と感じたが、こちらも心すべし。