若返り八策を考えよう!

水曜日  快晴

 夕刻から「浜友会」へ。体調不良で前回欠席された高齢のお2人も、今日は出席でした。ところが、高齢ならぬ中年の(といっても70歳)1名が風邪で休み。全員出席を誇っていた浜友会も、このところ民主党のようにアナがあいてきた。このままでは折角40年近く続いた会も自然消滅になってしまう。後継の若い人に入ってきてほしいものだ。でも、なかなかそのような人が出てこなくなった。これは浜友会だけだはなく、どこのグループもメンバーの維持、若返りに苦労しているようだ。能楽の世界は親しみにくいのだろうか?
 金沢の町では、昔は蕎麦やの兄ちゃんが大声で謡いを謡いながら配達をしていたという。
そういえば家の中から謡いをウナル風情が消えてしまった。じゃ自分がやろうか なんていう勇気はない。夏目漱石も謡いが好きでよく声を出していたらしい。だが、人のくる気配がするとピタッと声をとめたそうだ。そういえば、父も若いころは日曜日になると、本を広げて謡いをウナッていた。戦争中は隣組のオヤジさんに教えていたのを覚えている。そのころは謡いがオヤジ階級の教養科目だったのかも知れない。