秋はどこへ?

火曜日  晴れ

 昼前、15日の能楽大会に着用した紋付、袴の手入れ依頼のために、衣装を抱えて行きつけの和服屋へ、




この種の商売がどれだけ仕事があるのかよくわからないが、この店はいつもコンスタントに忙しそうだ。商売柄、当地にあまり競争相手がいないのかも知れない。日本の伝統芸能に関わる人には、和服はごく日常のものだろうが、こちらはせいぜい年に3〜4回程度着るだけだから、何年経っても着た姿も、取扱いも身につかない。和服は、贅沢な人生のアクセサリーというべきか。
 それにしても、外を歩くと あつい!あつい!北陸地方フェーン現象もあって、37℃だという。お彼岸も近いのに秋さんの姿が見えぬ。だが、気がついて見ると、セミの声が遠くなり、秋の虫の声が大きくなっている。異常なのは気温だけということか。