兵庫芸術文化センター管弦楽団

日曜日 晴れ

 寒し。今年の気温の低さは特別だろう。まだ梅も全く開かない。天気はいいのだが、寒さのため外出せず。庭の柚子の実を全部もいで水洗いしたのが僅かのアルバイト。もっぱら蟄居の1日でした。

N響アワー、今日は佐渡裕が音楽監督をつとめる西宮の「兵庫芸術文化センター管弦楽団」のコンサート。まだ若いオーケストラだ団員は世界各地から集まっているようだ。佐渡の人気なのか、定期会員が4000人もいるそうだ。

 曲目はストラビンスキー 組曲「プルチネルラ」とファリャ 組曲「三角帽子」という洒落た組み合わせ。時間の関係で放映は2曲だけだったが、コンサートではもう1曲あったはず。これが何だったのか NHKは情報伝えず。

 ストラビンスキーの曲はバロック音楽の如き明るく軽やかな曲、前衛的な雰囲気ではないので、力まずに聴くことが出来る。
「三角帽子」はリズムの刻みが見事。オーケストラはもう少し音に厚みがあってもいいと思うが、薄手の地デジのTVからでる音なので、演奏の問題ではないかも知れない。薄いテレビの音の悪さにはガッカリした。
 良いプログラムの演奏会だった。終了後 佐渡はロビーに席を設けてお客さんのサインの求めに応じていた。お客さんは長蛇の列。ファンの確保に努力をしていると見受けられた。