爽やかな?秋
日曜日 曇りのち雨。
何もしないままに、あと1日で11月、11月になると快晴の日が続いて爽やかな「秋」が到来する と気象情報は伝えているが本当だろうか。芸術の秋、文化の秋、読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋、「秋」にはいろいろ明るい前言葉がつけられるが、残念ながらどれも縁が遠くなってきた。皆、「若ければ」という前提条件がつくのだ。自分に残るのは、恥ずかしながら「食欲の秋」だけか。
秋の恒例「NHK音楽祭」は今年から土曜日23時30分からの放映になり、先ず観ることはできなくなった。今年はピアノ協奏曲特集だそうで、幸か不幸か余り観たいプロはない。
昨夜はドイツベルリン放響、河村尚子ソロの「皇帝」。この曲にはクレメンス クラウス指揮、ウイーンフィル、ピアノ バックハウスという堂々たる超名演のレコードがあり、その印象が強いためか、他の演奏は申しわけないが平板に聴こえる。役者が違いすぎるのだ。
むしろ「皇帝」のあとに演奏されたエロイカ交響曲に興味があったが、放送時間の関係でネグらざるを得なかった。
云いたくないが、NHKには視聴料を払いたくない。