日曜日  曇りのち晴れ。

意地になってベートーベンのLPを聴いている。今日でグールドは終わり。
 アナログレコードの音はたしかに温かみがある。聴いていて疲れないのだ。グールドのレコードはCBソニーが制作しているのだが、録音がとてもよくピアノの高音もくっきりと採録されていて、聴いていて快感を覚えるくらいだ。ボリュウムも充分だ。CDが出てから、手持ちのレコードに手を出さなくなくなったのが間違いだった。レコードがこんなにいい音だったとは初めて気がついたようなものだ。CDならデジタルだから音の濁りがないのは当たり前だが、レコードの音とは違う。うまく表現できないが、人工的な機械音だ。聞き比べをして実感を記録しておこう

                         未完。