オオムラサキ観察

土曜日  晴れ。


真夏らしく、じっとしてても汗が流れるくらい。おかげで外出せず。万歩計の記録はたった14歩。寝たきりならぬ、居たきり老人だ。
 先週は暑さ除けに北杜市瑞牆山の麓に滞在したが、寒いくらいだった。だが、東京も涼しかったらしい。いっそ滞在を今週にすれば良かったと後悔してももう遅い。気象条件相手の行動は難しい。

滞在は増富ラジュウム温泉、やどの前から渓流沿いの快適な散歩コースがあり、往復約2時間が恒例のルートだ。

  


 



この散歩コースには最近「ミヤマカラスアゲハ」の舞う
のが見られるようになった。この蝶は、草花より岩や
石の上に着陸する習性があるらしい。
 美しい豪華な蝶です。


日本の国蝶「オオムラサキ」の♂。
 小淵沢の手前、日野春に「オオムラサキセンター」があるので帰りに寄って見た。昭和32年の日本昆虫学会で「オオムラサキ」を国蝶に指定したということだが、何故「オオムラサキ」を「国蝶」にしたのか、経緯がよくわからない。この姿では、国蝶のイメージではありませんね。蝶というより蛾の感じ。いささかがっかりしました。ミヤマカラスアゲハの方が美人です。