アナログ受像機を大事に。

日曜日  快晴 無風

朝から雲ひとつなし、真青な青空だ。絵に描いたような梅雨明けだ。風もなくジッとしていても汗が吹き出る感じ。おかげで戸外には一歩も踏み出さず。

 拙宅のアナログテレビには、親切に あと何日でアナログは写らなくなります という信号が毎日出る。今日はあと14日、明日は13日の筈、この信号のおかげで画面が見にくいこと夥しい。CMになるとこの信号は消える。実に視聴者を馬鹿にした失礼なやり方だが、こうなったら、あと0日となって写らなくなる歴史的な瞬間を見届けるつもり。ただCMにはこの信号が入らないからアナログテレビでもCMだけは続けて写るのかも知れない。それも確認しよう。

 長い時間をかけて撮りためたアナログテープは、これからどの様にして再生したらいいのか、誰も教えてくれない。これから デジタルテレビ時代になると アナログテープの再生など前世紀の遺物扱いで話題にならなくなってしまうのだろう。

ブルートレインだかブルーレイだか知らないが、新しいディスクを開発する時に 蓄積されたアナログテープをどうするか という議論はなかったのだろうか?全く置き去りではないか?

 アナログテレビの不法投棄が増えているそうだが、自分は捨てずに大事に活用するつもりだ。今の下らぬ番組より、ビデオに収録した内容の方がずっといいのだ。日本も昔の方が知性的だった。