N響の時間はハイライトだけ。

日曜日 曇り

 やや蒸し暑し。

今日のN響に時間、曲はイスラエルの作曲家ドルマンの「フローズンインタイム」という打楽器の作品、いろいろな種類の打楽器をならべ、くるくると打ち分けるという、音楽というよりパフォーマンスだ。音楽としては全く面白くない。それでもN響は30分ほどのこの作品のオケ伴を務めるのだから器用なものだ。
 もう一曲はショスタゴビッチの交響曲15番の第4楽章、解説者はショスタゴビッチの最後の交響曲の最後の楽章をお聴き下さい
 などといっていたが、つまらない理屈だ。この曲こそ全曲聴かせるるべきだ。とくに第1楽章はロッシーニの「ウイリアムテル」序曲を引用していてとても面白いのに。全体的に古典的な雰囲気でこの人の作品にしては聴きやすいのだが、全曲放映の企画はないのか!
 N響の時間はいつの間にかハイライト放映になってしまった。
NHK音楽精神の堕落です。