アナログはいい。

 月曜日 雨
2月も今日まで。終日 降り込められて外出出来ず。その上 寒く真冬に逆もどりだ。寒さは、雪になってもおかしくないくらい。仕様がないから、部屋に閉じこもって、古いLPを引っ張り出して聴いた。バッハ パルティータ 3番、4番、5番の3曲。
 CBSのレコードだが音は非常にいい。それにグレングールドと云う人は音の粒々が明瞭で楽譜をみているようだ。あと古いモノラル録音のバッハ イタリヤ協奏曲。ピアノはルドルフゼルキン。1950年の録音、それでもちゃんと音がでる。アナログはいい。温かさがある。

 大学入試でデジタル応用の、ハイテクカンニング発生!予想もしなかったテクニックだ。デジタルの世界は怖い。入試は昔ながらの紙とペン、 それを試験官が目で見張るというアナログの世界だ。それが 壊れてしまったということになる。深刻な問題だ。デジタルには人間性がない。