「読書」は死語になるか?

土曜日  晴れ
たしか予報では今日は雨だった筈、だが、朝から、雲は多いながら、晴れて暖かし。

今 巷では電子書籍の出版が急速に増えているようだが、自分には全く興味がない。色鉛筆片手に書物を開く習慣のある自分には モニター画面で本の内容に眼をさらすことなど、読書とは別の次元の行為ように思われるからだ。薄っぺらな板に中に何十冊かの蔵書があって、好きな時に 好きな所で 読みたいところを検索して「見る」ことが出来るのだから 「アイ何とか」いうツールは重宝なものかもしれない。でもそれは重宝とか便利とか即効性が求められるものにはいいだろうが、明窓浄机の許で嗜む「読書」にはならない。大出版社が続々電子書籍の出版に名乗りをあげているが、書物がいずれ電子情報になってしまう時代が来るのだろうか?その時代には「読書、読者、書斎 書店」、これらが死語になってしまうのだろうか?いずれにしても愉快な話ではない。