NHKよ またか!

金曜日  今日も晴れ。
暑し。熊谷では39℃近くで本年最高だったそうだ。9月になって暑さ更新とはどういうことか?まだ1ヶ月くらい暑さが続く と予報官は無責任なことを言い出した。明日はフェーン現象の影響でさらに暑さが厳しくなるそうだ。今年は「海の家」も営業を長くするのではないかな。今までの季節感の物差しの尺度が合わなくなってきたようだ。

新聞の番組表を見てびっくりた。NHK教育TVで夜11時から1時17分までテイーレマン指揮のウイーンフィル演奏会。ウイーン楽友協会で開かれたベートーベン交響曲全曲演奏の録画だそうだ。

例によって文句がある。何故11時からなのか。9時からにすれば11時17分に番組終了となり全く問題ない。9時から11時までの教育TVの番組は 30分の再放送が2本、「美の壷」なる中身の薄い25分番組と「愛と犠牲の三角関係」なる下らぬ25分番組、それと10分のニュース解説だ。何年か前まではこんな細切れ番組はカットしてウイーンフィルの演奏会を放映していた。その頃はNHKの番組編成に一つの思想があった。人材が変わってしまったのだろう。
それともう一つ。新聞の番組表では「運命」「田園」ほか としてあるだけ。137分あればベートーベンの交響曲は「運命」田園」の他にもう1曲放映出来るはず、きっとつまらぬ解説と、断片的な曲の放映で時間を埋めるのだろう。
 先日の「ワルキューレ」の再放送も、放映時間の関係でとうとう観ることが出来なかった。今日も全部観るだけ体力が持つかどうか、寝不足になるのが関の山だ。

NHKは文化の送り手ではなくなってしまった。