春の嵐と黄色の空

日曜日  晴れ

彼岸の中日、暖かいが猛烈な風だ。「春のうらら」のロマンなし。

折角の青空もこのとおり。ひどいものです。公害か、黄害か。


 

今日のN響アワーは2009年、1年間の定期演奏会から「心に残るソリスト」10人の紹介。会員のアンケートによるもので毎年恒例となっている。10人のソリストのうち6人が女性。だが1位は男性だった。バイオリンのレーピンで準メルクル指揮のスペイン交響曲、第5楽章を紹介したが、これだけの断片ではよくわからない。
 自分がいいと思ったのは、名前を忘れたが、美人バイオリニスト(リサ、バテイアシュバリです。 satosukeさんに教えられました)がシャルル デユトワの指揮で弾いたショスタゴビッチのバイオリン協奏曲第1番。 放映は第3楽章のカデンツアと第4楽章だけだったが、曲もいいし、是非全楽章を聴きたいものだ。庄司さやかのプロコフィエフ バイオリン協奏曲も品のいい演奏で立派なものだった。それにしてもプロコフィエフ、ショスタゴビッチ、チャイコフスキーなど 取り上げられた曲はロシアものが多い。モーツアルト ベートーベン、ブラームスなど 定番はひとつもなし。何故か?
 この番組は正味1時間足らずの間に5曲をやるのだから、みな細切れの紹介になってしまう。どんな曲とどんな演奏家に人気があるのか それを知ることが出来るところが面白いというべきか。