生誕200年の群れ。

火曜日 雨→曇り
寒い1日だった。気温は終日10℃未満。ストーブも点けっ放し。

今年はショパン、シューマン お二人の生誕200年。去年はメンデルスゾーンさんの生誕200年。
来年はリストさんの生誕200年。そして3年後 2013年は巨人 ワーグナーさんとヴェルデイーさんの生誕200年となる。200年前の4年間に大音楽家がこんなに誕生したのは偶然なのかどうか。まだ誰も解明していない。吉田秀和先生は、何たる運命の悪戯か と言っておられます。

 ショパン ピアノソナタ第2番変ロ短調と、ピアノソナタ第3番ロ短調を古いLPで聴いた。全く久しぶり、10年ぶりくらいか?
演奏は第2番がアルゲリッチ、第3番が内田光子、2曲を較べると第3番の方が好きだ。第2番は例の葬送行進曲の中間部のメロデイーが実に美しく、好きなところだが、全体にガチャガチャと落ち着かない曲だ。第3番は堂々としている。内田光子は音が澄んでいて丁寧な演奏、アルゲリッチよりいい。