「鐘の段」の稽古開始。

水曜日  曇り。蒸し暑し。

今日から7月。今年も折り返しに入った。何もしないのに月日の経過は本当に早い。

このところ、北九州は梅雨の豪雨続きで、川には濁流がウズを巻いている。水害寸前。幸い東日本は、降っても景気の悪いシトシト雨で、今のところ「水害」のおそれはないようだ。それにしても早く梅雨は明けてほしいものだ。

 雨空のおかげで、ベートーベンのピアノソナタ これまでに作品番号順に12曲を聴いた。もう12〜3回目になるので、覚えているところが多く、聴き易い。12曲のうちでよい曲と言えるようになったのは、作品13の悲愴、作品22、それに作品26の3曲。全32曲を聴いて、どれとどれを選ぶことになるのか楽しみだ。自分なりの「実感的」ベートーベン ピアノソナタ名曲集が出来ることになる。

 夕方からは「浜友会」の稽古へ、9月に能楽堂で出すことになった「鐘の段」の稽古に入る。流派の代表だから無本でやれ、という師匠の命令。これから暑い中、詞章を覚えるのが大変です。